コザの名称で親しまれる、沖縄市・中央パークアベニューにある「珈琲とビールが楽しめる本屋」です。自社出版の本やオリジナルグッズを中心に商品をご紹介いたします。
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ギョバグラフvol.1「Live in the sea 海に生きる」
¥2,750
おかげさまで海人写真家30周年。 新作:里海フォトジャーナル ギョバグラフvol.1 Live in the sea海に生きる パック詰された肉や魚を買う街の暮らしの中で、モノの原型もわからずに、私は大人になるまで過ごしていた。沖縄で「海人」との出会い。手モリ1本、素潜りで獲物を捉え、生き物を食べ物に変えるーそんな海人の仕事に憧れ弟子入り。海で過ごす時間の中で、その世界を記録したいと「写真家」となった。1990年から取り続けてきた膨大な「ギョバ(漁場)」での写真や記憶は、私の人生そのもの。 里海フォトジャーナル「ギョバグラフvol.1創刊号 Live in the sea海に生きる」では、今の私を育んでくれた、海人と海女と海辺の暮らしをご紹介いたします。 仕 様:モノクロ、カラー写真/A4サイズ/44頁 写真&取材:古谷千佳子 協 力: NPO法人ハマスーキ / 糸満 海人工房・資料館 編集&発行:チカ・コーポレーション 価 格:2,750円(税込) 大自然の神秘、海の生き物たちの美しさを感じるアートブック、ギョバグラフvol.1が登場。多彩なイラストや写真が詰まった本書は、里海の豊かさや命の美しさを余すことなく表現しています。ぜひ、このアートブックを手に取り、海の奥深さを感じてみてください。 ページをめくるたびに、海の中にどんどん引き込まれるような感覚を味わうことができるでしょう。 ギョバグラフvol.1を手に取れば、里海の豊かな世界にどっぷりと浸かることができます。 海をこよなく愛する方々にぜひおススメしたい逸品です。
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【先行予約購入】ギョバグラフvol.1「Live in the sea 海に生きる」※2月下旬〜3月上旬発売予定
¥2,750
SOLD OUT
パック詰めされた肉や魚を買う街の暮らしの中で、モノの原型もわからずに、私は大人になるまで過ごしていた。沖縄で「海人」との出会い。手モリ1本、素潜りで獲物を捉え、生き物を食べ物に変えるーそんな海人の仕事に憧れ弟子入り。海で過ごす時間の中で、その世界を記録したいと「写真家」となった。1990年から取り続けてきた膨大な「ギョバ(漁場)」での写真や記憶は、私の人生そのもの。 沖縄海人や全国の海女の仕事や暮らしの中の「たからもの」写真を言葉と共に発信するギョバグラフを季刊誌と発行。創刊号では、「Live in the sea海に生きる」写真企画展カタログ写真集としてまとめます。 仕 様:モノクロ、カラー写真/A4サイズ/32頁 写真&取材:古谷千佳子 編集&発行:チカ・コーポレーション 価 格:2,750円(税込) 先行予約購入特典:サイン入りポストカード ※2月下旬〜3月上旬刊行予定。刊行次第の発送となります。
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【サイン本】「本屋のねこ」タビネコブックスねこ店長 にゃぶろうです
¥2,222
○こちらの商品は、著者+ねこスタッフのサイン本です。 ※ねこスタッフのサインは、にゃぶろう・ふくすけの 肉球の写真を撮って制作したスタンプを押したものです。 ○ 書 名 「本屋のねこ」タビネコブックスねこ店長 にゃぶろうです ○ 紹 介 文 沖縄市中央パークアベニューにある本屋 タビネコブックス営業開始から半年近くがたちました。 にゃぶろう店長は、お店の象徴として 店頭のポスターやチラシに登場し お仕事も店舗事務所やリモートワーク ときにはインスタライブにも出演するなど 大きな役割を果たしてきました。 しかし、どうやら世の中には にゃぶろう店長のことを 店主のイマジナリーネコチャンじゃないかと 見る向きがあるようなのです。 そこで、にゃぶろう店長の公私に渡りカメラが密着し ドキュメントタッチでまとめ上げた写真集を 発売することにいたしました。 その名も 「本屋のねこ タビネコブックス店長 にゃぶろうです」 タビネコブックスの自主出版第一作となります。 4月8日(土)よりタビネコブックスにて発売いたします。 価格は2,222円(税込) 今後とも、にゃぶろう店長とタビネコブックスを よろしくお願いいたします!
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【タビネコCセット(タビネコカレンダー2024(1部)+缶バッジ(2個)+ポストカード(1枚))】※送料込み
¥2,300
【タビネコBセット詳細(タビネコカレンダー2024+缶バッジ2個)】(※送料込み)。 ①タビネコオリジナルカレンダー ●1枚に12ヶ月が印刷されたA3サイズの厚紙カレンダー。両面使用できる2WAY仕様です。 ●ベージュカラーのおもて面では、ねこスタッフがカレンダー上をお散歩したりお昼寝したり。白色のうら面は、自分の誕生日を密かにアピールしているねこ兄弟デザインという完全タビネコ仕様となっています!新たな年をにゃぶろう・ふくすけと共に♪ ●サイズ:A3サイズ(たて42cm×よこ29.7cm) ●部数:1部 ②缶バッジ(2個入り)※缶バッジは写真に掲載のカラーとなります ●ROCKねこ兄弟『NYAFT PUNK」(1個) ●タビネコのモチーフになっている「ねこ兄弟ワイヤアート」(1個) ●サイズ:直径3cm ③タビネコオリジナルポストカード(1枚) ●本の上に佇むねこ兄弟..知的ねこに仕上がっています。
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【タビネコDセット(タビネコカレンダー2024(1部)+缶バッジ4個(にゃぶろう・ふくすけイラスト(各1個)+NYAFT PUNK(1個)+ねこ兄弟ワイヤーアート(1個)】※送料込み
¥2,650
【タビネコセット詳細】※送料込み ①タビネコオリジナルカレンダー2024 ●1枚に12ヶ月が印刷されたA3サイズの厚紙カレンダー。両面使用できる2WAY仕様です。 ●ベージュカラーのおもて面では、ねこスタッフがカレンダー上をお散歩したりお昼寝したり。白色のうら面は、自分の誕生日を密かにアピールしているねこ兄弟デザインという完全タビネコ仕様となっています!新たな年をにゃぶろう・ふくすけと共に♪ ●サイズ:A3サイズ(たて42cm×よこ29.7cm) ●部数:1部 ②缶バッジ(2個入り)※缶バッジは写真に掲載のカラーとなります ●タビネコ看板でおなじみのイラスト「にゃぶろう」(1個)+「ふくすけ」(1個) ●ROCKねこ兄弟『NYAFT PUNK」(1個) ●タビネコのモチーフになっている「ねこ兄弟ワイヤアート」(1個) ●サイズ:直径3cm
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タビネコオリジナルカレンダー2024(1部)※送料込み
¥1,600
【タビネコオリジナルカレンダー2024詳細】 ●1枚に12ヶ月が印刷されたA3サイズの厚紙カレンダー。両面使用できる2WAY仕様です。 ●ベージュカラーのおもて面では、ねこスタッフがカレンダー上をお散歩したりお昼寝したり。白色のうら面は、自分の誕生日を密かにアピールしているねこ兄弟デザインという完全タビネコ仕様となっています!新たな年をにゃぶろう・ふくすけと共に♪ ●サイズ:A3サイズ(たて42cm×よこ29.7cm) ●部数:1部
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【タビネコBセット(タビネコカレンダー2024(1部)+NYAFT PUNK(1個)+ねこ兄弟ワイヤーアート(1個)】※送料込み
¥2,100
【タビネコBセット詳細(タビネコカレンダー2024+缶バッジ2個)】(※送料込み)。 ①タビネコオリジナルカレンダー ●1枚に12ヶ月が印刷されたA3サイズの厚紙カレンダー。両面使用できる2WAY仕様です。 ●ベージュカラーのおもて面では、ねこスタッフがカレンダー上をお散歩したりお昼寝したり。白色のうら面は、自分の誕生日を密かにアピールしているねこ兄弟デザインという完全タビネコ仕様となっています!新たな年をにゃぶろう・ふくすけと共に♪ ●サイズ:A3サイズ(たて42cm×よこ29.7cm) ●部数:1部 ②缶バッジ(2個入り)※缶バッジは写真に掲載のカラーとなります ●ROCKねこ兄弟『NYAFT PUNK」(1個) ●タビネコのモチーフになっている「ねこ兄弟ワイヤアート」(1個) ●サイズ:直径3cm
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【タビネコAセット(タビネコカレンダー2024(1部)+にゃぶろう・ふくすけ缶バッジ(計2個)】※送料込み
¥2,100
【タビネコAセット詳細】(※送料込み)。 ①タビネコオリジナルカレンダー2024 ●1枚に12ヶ月が印刷されたA3サイズの厚紙カレンダー。両面使用できる2WAY仕様です。 ●ベージュカラーのおもて面では、ねこスタッフがカレンダー上をお散歩したりお昼寝したり。白色のうら面は、自分の誕生日を密かにアピールしているねこ兄弟デザインという完全タビネコ仕様となっています!新たな年をにゃぶろう・ふくすけと共に♪ ●サイズ:A3サイズ(たて42cm×よこ29.7cm) ●部数:1部 ②缶バッジ(2個入り) ●タビネコ看板でおなじみのイラスト「にゃぶろう」(1個)+「ふくすけ」(1個) ●サイズ:直径3cm
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【タビネコづくしセット(タビネコカレンダー2024(1部)+缶バッジ(4個)+ポストカード(1枚))】※送料込み
¥2,800
【タビネコこづくしセット詳細】タビネコブックスオリジナル商品のセットです(※送料込み)。 ①タビネコオリジナルカレンダー2024 ●1枚に12ヶ月が印刷されたA3サイズの厚紙カレンダー。両面使用できる2WAY仕様です。 ●ベージュカラーのおもて面では、ねこスタッフがカレンダー上をお散歩したりお昼寝したり。白色のうら面は、自分の誕生日を密かにアピールしているねこ兄弟デザインという完全タビネコ仕様となっています!新たな年をにゃぶろう・ふくすけと共に♪ ●サイズ:A3サイズ(たて42cm×よこ29.7cm) ●部数:1部 ②缶バッジ(4個入り) ※にゃぶろう・ふくすけイラスト缶バッジ(各1個)その他2個の缶バッジがランダムに入っています。 ●タビネコ看板でおなじみイラスト「にゃぶろう」(1個)+「ふくすけ」(1個) (以下より、ランダムに2個) ●ROCKねこ兄弟「NYAFT PUNK」 ●タビネコのモチーフとなっている「ねこ兄弟ワイヤーアート」 ●ねこ兄弟の「肉球」 ●トートバッグデザイン ●サイズ:直径3cm ③タビネコオリジナルポストカード(1枚) ●本の上に佇むねこ兄弟..知的ねこに仕上がっています。
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山の上のパン屋に人が集まるわけ
¥1,760
『山の上のパン屋に人が集まるわけ』 長野県東御市の超人気店、パンと日用品の店「わざわざ」店主・平田はる香さんの初の著書です。 ■健やかに、年商3億円 公共交通機関のない山の上にありながら、年間3万人以上が来店、自費出版が9千部完売、年商3億円。都会でうまく生きられずに、長野の地へ移住した1人の主婦が移動販売から始めたパンと日用品の店が、多くの支持を集めています。 ■うまく生きることよりも、健やかでいられる方法を。 どこで売る?(どこでお金を稼ぐのか) → 駅前の立地がいい場所ではなく、公共交通機関のない山の上 何を売る?(何をお金に変えるのか) → 菓子パンで太ったお客さまを見て、商品を食事パン2種類に 誰に売る?(誰からお金をもらうのか) → テレビの特集で押し寄せたお客に対して、「来ないでください」 非常識にも思えるこの経営の根底にあるのは「自分が健やかに働けること、自分の店に来てくださる方が健やかでいられること」という考え方でした。 ■心を犠牲にしてまで、守るべき「ふつう」なんてない。 本書の「はじめに」には、こんな文章があります。 ・ ・ ・ 「おかしいことからは逃げ出して、あるいは向き合うべきことに向き合って。その積み重ねで、今の私が、今の「わざわざ」があるように思います。」 パン屋が人間らしい生活をできないのはふつう 売上を長時間労働でカバーするのはふつう 利益を出すために人件費を削るのはふつう お客さまに「NO」と言えないのはふつう 成功のためにはヒエラルキーに従うのがふつう そういった、生きる中でぶつかる世間の「ふつう」に対する違和感に1つずつ向き合いながらつくられてきたのが「わざわざ」です。山の上のパン屋に人が集まる理由は、もしかしたら「わざわざ」の正直すぎる姿勢にあるのかもしれません。 ■はじめにより 長野県、東御市にある御牧原台地。 私はこの山の上で、2009年から「わざわざ」というパンと日用品の店を営んでいます。 「わざわざ来てくださってありがとうございます」という意味を込めて名付けた店です。 一介の主婦が1人で始めた、パンと日用品の店。 移動販売と自宅の玄関先での販売からスタートして創業14年になる「わざわざ」は、2017年に法人化し、現在では3つの実店舗とオンラインストアを経営。 3億円の売上がある企業へ成長しました。 山の上で始めた小さなパン屋が大きく成長したという事実を見て、「田舎暮らしで夢を叶えた成功者」と思われているのかもしれません。 でも本当は、全然そんなことないのです。 パン屋を始めることになったのは、世の中の「ふつう」にうまく乗れなかった私が、唯一できそうなことだったからです。 幾多の経営本が世の中に溢れる中で、私が本を書く意味が果たしてあるのだろうか。 「辺境地で事業を始めてうまくいった事例」をノウハウとして書く意味はあるのだろうか。 自分に問うた結果、「ない」と思いました。 だから、この本では「心」を記そうと思います。 できるだけ忠実に私の心の変遷を描きたい。 内実に沿った情景を忠実になぞるような言葉を選んで記すことができたならば、それは読んだ人の数だけ形を変え、誰かの役に立つことができるかもしれない。 そう思って、この本を書き記します。 — ■書誌情報 定価 :1,760円(本体1,600円+税10%) 判型:四六判並製 頁数:244ページ 発行元:サイボウズ式ブックス 発売元:ライツ社 発刊:2023年4月28日 企画:あかしゆか 構成:土門蘭 ブックデザイン:吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ) 写真:若菜紘之 印刷・製本:藤原印刷 ISBN:9784909044440 ■著者プロフィール 平田 はる香 パンと日用品の店「わざわざ」代表取締役社長 1976年生まれ。2009年、長野県東御市の山の上に趣味であった日用品の収集とパンの製造を掛け合わせた店「わざわざ」を1人で開業する。だんだんとスタッフが増え、2017年に株式会社わざわざを設立した。2019年、東御市内に2店舗目となる喫茶・ギャラリー・本屋「問tou」を出店。2020年度には、従業員20数名で年商が3億3千万円に到達。2023年、3店舗目となるコンビニ型店舗「わざマート」、4店舗目となる体験型施設「よき生活研究所」を同市内に出店。 ■目次 ・「ふつう」が育まれないまま、大人になった ・3日間で逃げ出した就職先 ・東京でやっと見つけた「やりたいこと」 ・「等価交換」じゃないことが、どうしても無理 ・世の中の「ふつう」を試してみよう ・「やりたいことを探す」のをやめることにした ・山の上に店をつくった理由 ・偏りもヒエラルキーもない場所 ・健康的な働き方とは? ・どこで売る?(どこでどうお金を稼ぐのか) ・何を売る?(何をお金に変えるのか) ・誰に売る?(誰からお金をもらうのか) ・「たかがパン屋」がいい ・自分たちの「ふつう」を守る ・ものを作るときの5つのルール ・「私」から「会社」へ ・はじめての赤字、その原因 ・「わざわざ」とは何か、考えた ・もの かね ひと 間にあるのは何ですか ・私たちは、フラットか ・もっとも正しい「かね」のあり方 ・全てはその先に「健やかな社会」があるか ・これからの「わざわざ」が提供するもの ・「よき」はそれぞれ ※出版社(サイボウズ式ブックス)より抜粋。
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OKINAWA NOSTALGIC STREET
¥2,640
「通りで出会った なつかしい景色。 なつかしい記憶。」 いつもの街で見つけた あたりまえの風景が 特別なものになる ノスタルジックストリート 路地裏・建物・看板 市場・マチヤグヮー ヴィンテージな品…… デザイナー・ぎすじみちが1990年代から撮りためた 沖縄各地をめぐる味わい写真探訪シリーズ最新作。 ----------------------------------------------- ●A5判160ページ ●定価2640円(本体2400円+税) ●ぎすじみち 写真・文 -----------------------------------------------
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OKINAWA NOSTALGIC TOWN
¥2,640
「いつか無くなってしまうかもしれない風景を ここにとどめておきたくて」 いつもの街で見つけた ノスタルジックなたたずまい。 もう消えてしまった風景。 市場・商店・喫茶店・食堂・映画館・ヴィンテージ品 沖縄レトロ建築物と面白看板…… アメリカ世を思わせる建物まで デザイナー・ぎすじみちが1990年代から撮りためた 沖縄各地をめぐる味わい写真探訪 ----------------------------------------------- ●A5判160ページ ●定価2640円(本体2400円+税) ●ぎすじみち 写真・文 -----------------------------------------------
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【トートバッグ】タビネコオリジナルトートバッグ
¥2,750
SOLD OUT
タビネコブックスがつくったオリジナルトートバッグは、 本の上に、ねこ書店員にゃぶろう・ふくすけがあしらわれた レトロなデザイン。 本屋が作るバッグだから、造りはしっかりしています。 コットンでは最厚の8.3オンス 奥行きがあるので、A4サイズの本などもたっぷり入る。 エコバッグとしても使えます。持ち手が長いので肩掛けも◎ お出かけのお供に、いかがですか。 ●素材 :厚手コットン100% ●サイズ:約幅36×高さ37×奥行12cm (注)画像中の写真集は別売となります
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来年の今ごろは ぼくの沖縄〈お出かけ〉歳時記
¥1,980
遠くに行きたい 近場ですませたい 旧暦と新暦のあいだで、いつもどこかに出かけていた 見た、聞いた、妄想した、沖縄の四季おりおり! 歳時記エッセイ。 『ぼくの沖縄〈復帰後〉史』『ぼくの〈那覇まち〉放浪記』の著者が綴った、なんでもない沖縄のある日、あの時のこと。ごく私的な沖縄暮らしのユーモア・スケッチ。 思い出はいつかあじくーたーになる。一拠点沖縄生活の神髄をあなたに!(大げさ) 生まれた街でずっと暮らしている。あらためてそう思ってびっくりした。那覇市以外で生活したことがほぼないのだ。この歳になってしみじみと焦った。もう取り返しがつかない。 そう気づいて、まったりとしていたお家から、あわてて外に飛び出した。気がつけば、春夏秋冬、いつもどこかに出かけていた。沖縄の四季は繊細である。旧暦、新暦そろって気にかけていないと、いつのまにか夏の顔をしている。でもやっぱり新北風は冷たいし、うりずんぬ風はやふぁやふぁと吹いている。 遠くに行きたい。近場ですませたい。 この本は、二〇一五年の新春から始まり、二〇二二年の年の瀬まで続く、季節に応じた暮らしぶり、行事・イベント、そしてあてのない散歩に出かけたあれこれを綴ったごく私的な歳時記です。(本文より) ●カバーデザイン・表紙すごろく イラスト 宜壽次美智 ●おまけのようなもの 巻頭巻末総天然色写真/表紙すごろく 目次 来年の今ごろは 第一部 夏越しのカーチーベー 二〇一五年から二〇一六年まで 2015年 二十一年目の首里 沖縄県産本出版社が忙しくなるとき 本もあいの「親」になる三月 彼女たちのダウン・バイ・ザ・シー スーマンボースーのまち歩き 夏越しのカーチーベー カエルの王様 サバニを漕いで コオロギのいた夏 首里の秋、月夜の弁が岳周辺 2016年 鳥づくし 寒い冬だから―沖縄に雪が降った タモリさん、そこなんですよ うりずん雑感 首里劇場にやちむんを観に行く 安謝の片隅で 君は与那原大綱曳を曳いたか? 一中一条会、戦前の首里の青春を偲ぶ 妙に見晴らしのよい場所から見えること 第二部 「タコライスの衝撃 完全版」 二〇一七年から二〇一九年まで 2017年 すいスイーツ そこに市場がある限り 春の歩き呑み 浮島書店繁昌記 松の浦断層と田園段丘の旅 甘く香る御嶽の樹 火立毛から太陽の烽火を眺める ちょっとシュールでファニーな神さま かつてここにはロマンがあった 2018年 のうれんへごう! 「タコライスの衝撃 完全版」 台南で昔の那覇を思ふ 「電柱地名」をたどっていくと これがウェルカムんちゅだ! ジャングルカーに乗って まだまだ知らない遠い遠い親戚のはなし 壺川ビー・バップ! 与那原駅舎ブックカフェで「一日だけの本屋さん」 2019年 水上店舗ミステリ・ツアー シルバー『宝島』世代へむけて 小川会の袋小路と台北の長屋 三年越しの映画 アカバタキーはリバービュー スケッチ ・第一牧志公設市場の記憶について 四十四年目の同窓会 宜野座の渚でその他いろいろ 「オードブル・ウークイ供え物じょーとーやさ」仮説 遠く離れた隣町の自転車本屋さん ぴかぴかの首里城の記憶 第三部 「煮付け」の似合うお年頃 二〇二〇年から二〇二二年まで 2020年 新春、首里トレイル・ウガンジュ・ランニング 「煮付け」の似合うお年頃 泡瀬パラダイス 春はいつもとおなじようにやってきて 夕暮れにしずむ休業の張り紙 コビット19のビッグ・ウェーブ 『1984―88』ぼくは「六人組」の追っかけだった やまくにぶーの甘く危険なかおり コロナ禍のオードブル文化考序説 台風の前の日、門は開かれていた さまざまな「あれから一年」 2021年 市場で三枚肉を買う楽しみについて 理髪店もしくは理容室まーい コロナ禍をむりやり双六に例える それぞれの「ヤングおおはら」 バス停でバスを待っている間の出来事 家の前にやってくる石焼きイモ屋さん 夢見る泉崎の無人本屋さん 五十年前の那覇大綱挽 故郷は眠りについていた あじゃのおばさんたち 2022年 冬枯れた小径にて 「橋の名は」 コロナ禍のトレーニング・ルームにて 五十年後のシロツメクサ 狭小地にバナナは揺れていた のうれんプラザのハッピーデイズ 「ちむどんどん」のことを考えると「ちむい」? 誰もいない海のバニシング・ポイント ウマンチュが繰り出した秋 えびす通りで黒ビール あとがき ----------------------------------------------- ●46判ソフトカバー 248ページ ●定価1980円(本体1800円+税) ●新城和博著 ----------------------------------------------- 【著者略歴】 新城和博 (シンジョウ・カズヒロ) 1963年沖縄・那覇市生まれ。そのまま那覇で過ごす。青い海出版社、沖縄出版をへて、1990年創立のボーダーインクに参加する。編集者としての業務のかたわら、沖縄に関するエッセイを執筆したり、どこかへお出かけしたりの日々。著書に『うちあたいの日々』(1993)、『〈太陽雨〉の降る街で』(1996)、『ンパンパッ!おきなわ白書』(1999)、『道ゆらり』(2002)、『うっちん党宣言』(2005)、『ぼくの沖縄〈復帰後〉史』(2014)、『ぼくの〈那覇まち〉放浪記』(2015)、『増補改訂ぼくの沖縄〈復帰後〉史プラス』(2018、21)(全てボーダーインク)、共著少々。
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